会議録署名議員の指名
3:
◯議長(
大林政雄君) これより本日の日程に入ります。
日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
署名議員には、11番 元島正隆君、12番 西尾政巳君を指名いたします。
─────────────────────────
会期の決定
4:
◯議長(
大林政雄君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。今期
臨時会の会期は本日1日といたしたいが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
5:
◯議長(
大林政雄君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日1日と決定いたしました。
─────────────────────────
承認第1号ないし承認第4号
6:
◯議長(
大林政雄君) 次に、日程第3 専決事項の承認について、承認第1号 専決処分第6号 平成11年度入善町一般会計補正予算(第8号)、承認第2号 専決処分第7号 入善町税条例の一部改正について、承認第3号 専決処分第8号 入善町固定資産評価審査委員会条例の一部改正について、承認第4号 専決処分第9号 入善町国民健康保険税条例の一部改正について、以上、専決事項の承認について4件を一括して議題といたします。
(提案理由の説明)
7:
◯議長(
大林政雄君) ただいま上程した案件について、提案理由の説明を求めます。
米澤町長。
〔町長
米澤政明君 登壇〕
8:
◯町長(
米澤政明君) 承認第1号 平成11年度入善町一般会計補正予算(第8号)の専決について御説明申し上げます。
今回の予算補正につきましては、事業の確定による歳入歳出の補正や財源の更正、また特別交付税等の国からの交付金の増額などによる積立金処理が主なものであります。
まず、地域インターネット導入促進事業費については、事業を希望する団体が多数であったことから、国からの補助金の内示が減額となり、このことに伴う財源の更正であります。
次に、交通地域安全対策推進費でありますが、松田郷人氏より、チャリティー募金の収益を町の交通安全推進に役立ててほしいとの寄附の申し出があり、交通安全協議会用の自転車を購入することにしたものであります。
次に、財政
基金の積み立てにつきましては、特別交付税などの交付金が予算より増額交付されたことに加え、平成11年度の決算に余剰金が見込まれたことから、今後の町債の償還に充てるため、
基金に積み立てするものであります。
利子償還金につきましては、平成11年4月以降の町債の借入利率が、予定していた利率より低利で借り入れできたことに加え、一時借入金も行わなかったことによる減額であります。
公共住宅整備事業費につきましては、造成工事に新幹線工事排出土砂の利用により、安く施工ができたことによる減額であります。
また、学校施設維持管理費については、新たに財源対策債という交付税算入率の高い起債が認められたことから、黒東小学校の大規模改造事業に充当するものであります。
これらの結果、既定の予算額に2億4,749万5,000円を増額し、歳入歳出予算額の総額をそれぞれ123億1,387万3,000円とし、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決したものであり、同条第3項の規定に基づき承認を議会に求めるものでありますので、よろしくお願いをいたします。
続いて、承認第2号について御説明いたします。
入善町税条例の一部を改正する条例について御説明いたします。
今回の改正は、地方税法の一部を改正する法律が3月29日の法律第4号として公布され、4月1日から施行されておりますので、これを受けまして、入善町税条例の一部を改正し、平成12年4月1日から施行するため、3月31日付で専決処分を行ったものであります。
改正の主な内容を申し上げますと、まず、個人住民税では、低所得者対策として、非課税基準額が引き上げられ、所得割については、控除対象配偶者または扶養親族がある場合の加算額、現行31万円を32万円に、均等割については、同じく加算額を現行14万4,000円から15万2,000円に引き上げます。
また、特定中小会社が発行する特定株式を、株式上場の日以降1年以内に譲渡したときの譲渡益を2分の1とする特例を新設します。
固定資産税では、まず第1に、平成12年度の評価替えに伴う宅地に係る負担水準の均衡化を促進する措置を平成9年度に引き続き実施します。
第2に、住宅を新築したとき、固定資産税が減額されている床面積要件を、現行の40平方メートル以上240平方メートル以下から、50平方メートル以上280平方メートル以下に拡大する。
第3に、県の介護保険事業支援計画に基づいて改正される介護老人保健施設の用に供する家屋及び償却資産に係る課税基準を、最初の5年間、価格を4分の3とする特例を新設する。
第4に、駅のバリアフリー化のための改良工事によって取得した家屋及び償却資産の価格を、最初の5年間4分の3とする特例を創設する。
以上のほか、地方税法上並びに関係法令の改正に伴って、入善町税条例の条文を整理するものであります。
次に、承認第3号 入善町固定資産税評価審査委員会条例の一部を改正する条例について御説明いたします。
審査委員会の口頭審理に際し、関係者は口頭による証言にかえて口述書を提出できることになっておりますが、今回、改正では、関係者のうち審査申出人と町長については口頭で証言しなければならないよう改めるものであります。
次に、承認第4号 入善町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について御説明いたします。
今回の改正は、国民健康保険税の基礎課税額及び介護納付金課税額に係る限度額を設定するものであります。健康保険税の基準課税額に係る限度額は現行と同額の53万円、介護納付金課税額に係る限度額を7万円とするものであります。
以上3件につきまして、地方自治法第179条第1項の規定により、3月31日付で専決処分を行いましたので、同条第3項の規定により議会の承認を求めるものであります。
以上であります。
(質 疑)
9:
◯議長(
大林政雄君) これより、承認第1号ないし承認第4号について、一括して質疑を行います。
質疑はありませんか。
九里議員。
10: ◯17番(
九里郁子君) 固定資産税について御質問いたします。
入善町におきましては、この改正によりまして、税額が減る地点、据え置きの地点、増加の地点というふうに大きく分ければ3つになると考えられるわけですが、町民の立場からすれば、固定資産税が上がる人は何%ぐらい、下がる人は何%ぐらいというふうに試算していますか。
11:
◯議長(
大林政雄君) 上田税務課長。
12:
◯税務課長(
上田卓治君) 今回の評価替えにつきましては、基本的に、宅地のほうで若干上がるところがあります。平均的には前年並みのところが多いわけでありますけれども、一部、国道8号線沿いあるいは新興住宅団地が造成されたところにつきましては若干評価額が上がっております。その他の地域につきましては、据え置きないし一部下がっているところもあるわけでありまして、何%上がるかというのは一概に言えないわけでありますけれども、上がったところにつきましても、現行よりも約1%程度じゃないかというふうに思っております。
農地につきましては、田は一律1%増になっております。その他、畑、雑種地等については据え置きという形であります。家屋につきましては、前回の改正に比べまして約2%ないし3%減ということで評価替えを行ったところであります。
以上であります。
13:
◯議長(
大林政雄君) ほかに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
14:
◯議長(
大林政雄君) 質疑が尽きたものと認めます。よって、質疑を終結いたします。
(討 論)
15:
◯議長(
大林政雄君) お諮りいたします。ただいま上程中の案件については、入善町議会会議規則第38条第2項の規定により、委員会への審査付託を省略し、直ちに討論、採決の運びといたしたいが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
16:
◯議長(
大林政雄君) 御異議なしと認めます。よって、これより討論、採決をすることに決定いたしました。
これより討論を行います。
承認第1号ないし承認第4号について一括して御意見があれば承ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
17:
◯議長(
大林政雄君) 意見がないものと認めます。よって、討論はこれにて終結いたします。
(採 決)
18:
◯議長(
大林政雄君) これより採決を行います。
まず、承認第1号 平成11年度入善町一般会計補正予算(第8号)について、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
19:
◯議長(
大林政雄君) 起立全員であります。よって、承認第1号は原案のとおり承認されました。
次に、承認第2号 入善町税条例の一部改正について、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
20:
◯議長(
大林政雄君) 起立多数であります。よって、承認第2号は原案のとおり承認されました。
次に、承認第3号 入善町固定資産評価審査委員会条例の一部改正について、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
21:
◯議長(
大林政雄君) 起立全員であります。よって、承認第3号は原案のとおり承認されました。
次に、承認第4号 入善町国民健康保険税条例の一部改正について、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
22:
◯議長(
大林政雄君) 起立多数であります。よって、承認第4号は原案のとおり承認されました。
─────────────────────────
議案第45号、議案第46号
23:
◯議長(
大林政雄君) 次に、日程第4 議案第45号 入善漁港海岸保全施設整備(その1)工事請負契約について、議案第46号 地域インターネット導入事業用システム機器の取得について、以上2件を一括して議題といたします。
(提案理由の説明)
24:
◯議長(
大林政雄君) ただいま上程した案件について、提案理由の説明を求めます。
米澤町長。
〔町長
米澤政明君 登壇〕
25:
◯町長(
米澤政明君) 議案第45号 入善漁港海岸保全施設整備(その1)工事請負契約について御説明申し上げます。
この工事は、海岸保全施設整備の一環として、冬季波浪による海岸侵食を防止するとともに、海辺の景観や親水性の向上を図ることを目的に整備を進めてきております。
4号潜堤は、水深50センチメートルまでに捨て石1万3,438立方メートルの投入と、捨て石ならし40トン異形ブロック439個の据え付けを行い、73.4メートルを整備するものであります。
この工事につきましては、工事希望型指名競争入札といたしまして、去る4月21日、選定業者9社に対し、共同企業体での入札参加の希望確認を行ったところ、9共同企業体から参加申請書が提出されたところであります。申請書の内容を審査の上、4月27日付で9共同企業体に指名いたしまして、5月12日に入札に付したところであります。
再度の入札に対し、落札者がなかったので、地方自治法施行令第167条の2第1項第6号の規定により随意契約とし、最低価格入札者から見積もりを徴収し、工事請負額2億9,400万円で飯作組真岩土建工業の共同企業体に決定しましたので、即日仮契約を済ませております。
次に、議案第46号 地域インターネット導入事業用システム機器の取得につきまして御説明申し上げます。
地域インターネット導入事業用システム機器の取得につきましては、地域情報の発信基地として施設を整備し、インターネットによる行政相談や映像配信、行政地域情報を手軽に入手できるようにしたり、学校間、保育所間の交流や子育て相談などを支援するための環境を整備したいと考えております。
このため、学校や保育所、庁内へのインターネット、テレビや情報入出力用端末パソコン84台を購入するものであります。
5月12日に指名業者8社で入札に付したところ、4,074万円で株式会社インテックに決定しましたので、即日仮契約を済ませております。
以上、議案第45号、議案第46号について、条例の定めるところにより議会の議決を得たく提案いたしましたので、よろしく御審議をお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
以上でございます。
(質 疑)
26:
◯議長(
大林政雄君) これより、議案第45号及び議案第46号について、一括して質疑を行います。
質疑はありませんか。
五十里議員。
27: ◯15番(五十里隆章君) 議案第45号 入善漁港海岸保全施設整備(その1)工事請負契約についてですが、今回は再入札をしてもなお落札されなかったという事態になったわけです。それで随意契約をしたということですが、まずここで一つ聞かせていただきたいと思いますのは、まず予定価格の設定について、町はどのような判断をしておられるかということです。町自身が予定価格を設定されるわけですが、この価格が適正であったかどうかということについての町当局の意見を聞かせてください。
28:
◯議長(
大林政雄君) 林財政課長。
29: ◯財政課長(林 栄佐雄君) 予定価格については、町長のほうで定めているところでございますが、適正なものと判断いたしております。
30:
◯議長(
大林政雄君) 五十里議員。
31: ◯15番(五十里隆章君) 町はこの予定価格の設定に当たって適正と判断したということでございますが、2回の入札で入札行為をやめた。町民といいますか、私のような者の立場から見ますと、町当局は、町民の負託を受けて執行される立場にある人間として、安易に随意契約をしたということは、責任は重大ではないかと思うわけです。
例えばこの入札は流れたということで、再度指名を変更してやり直すというような努力をなぜしなかったのか。例えば工事の期間の問題とか、その他もついて回ってはいると思いますけれども、やはり町の予算を使ってやることですから、町当局は町民の立場に立って、適正な入札が行われるような形をもう一度模索することはできなかったのか、この点お聞かせください。
32:
◯議長(
大林政雄君) 林財政課長。
33: ◯財政課長(林 栄佐雄君) 入札につきましては、入善町入札要綱に基づいて2回までとするということになっております。地方自治法施行令第167条の2第1項第6号に基づき、最低見積者と随意契約することができるということになっております。
ただ、先ほど御指摘のとおり、指名のやり直しということでございますが、富山県内においては、台船を持っている業者は氷見のほうで2社、新湊で3社ございます。このくらいの金額になると、指名外ということになると9社、あとゼネコン、石川県と新潟県ということになるということがまず第1点。
それと、据え付けということになりますと、波のいい5月にやらなければならない。入善町海岸については、盆を過ぎると荒れてくるということで、地方自治法に基づいて最低価格見積者と仮契約をしたということでございます。よろしくお願いします。
34:
◯議長(
大林政雄君) 五十里議員。
35: ◯15番(五十里隆章君) 最低見積者と契約するというのは、法令的に適正な随意契約の方法であったということは十分に理解できますが、第2回の入札金額を見てみますと、最後の落札決定価格はともかくとしましても、消費税を除いた金額を見てみますと、今随意契約されたのは2億8,500万円という金額です。2番手が30万円違い、3番手が40万円違い、その次が50万円違い、その次が80万円違い。言ってみれば、100万円を大きく上回ったという業者は一人もいないわけです。この金額からすれば、確かに最低かもしれませんが、わずか30万円というパーセンテージにしますと本当に微々たる金額で最低価格を入札した方と随意契約をやったと。私は、500万円とか1,000万円という金額の差異があって最低価格者と随意契約を結んだのなら理解できますが、すべての業者が100万円以内にいるというような状況のときは軽々に随意契約はすべきではない。再入札をやる、次回へ持ち越すということも一つの考え方として
選択すべきでなかったかと思うわけです。時期的なことは理解しますが、もう少し厳しい目で入札に当たっていただきたい。特に予定価格の設定については、町は絶対自信を持っているという
発言もあったわけですから、その
発言に基づけば、やはり再入札にかけるべきでなかったかと考えます。結果、このようになっていますけれども、もう一度財政課長の考え方を聞かせてください。
36:
◯議長(
大林政雄君) 林財政課長。
37: ◯財政課長(林 栄佐雄君) 同じ答弁になると思いますが、再入札ということになりますと、期間的な問題と、いわゆる指名が要るということで、入善町内の業者が入れないということで、法に基づいて随意契約をしたものでございます。
38:
◯議長(
大林政雄君) 広瀬議員。
39: ◯13番(広瀬喜代志君) 私は違った観点からお聞きしたいと思います。
普通、例えばスーパーでもどこの商売でも、常に競争という原則のもと、創意工夫がなされております。
私は、こういう海の中でやる工事ということに、常に固定観念を持っているんじゃないかと。そして、いつまでも同じことを繰り返しているんじゃないかということ。建設課長にお聞きしますけれども、これ以上違った工法はないんですか。こういう台船を使ってこれだけのことをやらないと、この工事はできないのか。こんな科学が発達しているのに、いつまでも台船を使って同じことをやって、これだけの莫大な金額を使ってやる工法しかないのか。それを一遍お聞きしたい。ただ入札すればいいというものではないんですよ。業者も一生懸命そういうことを研究していかないと進歩がないでしょう。私はそういう観点から、どういうことになっているか、これしかないのか、その点についてお答え願いたい。
40:
◯議長(
大林政雄君) 大角農業水産課長。
41: ◯農業水産課長(大角啓市君) ただいまの質問にお答えさせていただきたいと思いますが、この工法につきましては、1号から4号潜堤までまいっております。これは、今ほど言われましたように、固定観念といいますか、同じ工法でとってきているということは事実でございます。離岸堤、複離岸堤の海岸から沖合までの距離数の問題等もございまして、現段階で台船にしようというのはやむを得ない事情ではないかと思っております。
ただ、離岸堤の距離の問題等もございますので、これからの工法等の中では、機械の充足も進んでくるだろうと思いますので、その面については検討させていただきたいと思います。
42:
◯議長(
大林政雄君) 広瀬議員。
43: ◯13番(広瀬喜代志君) 今のところ、これが一番いい方法だということですが、この工事というのは何十年来続いているんでしょう。大学研究なりいろんな専門家がおられるはずです。これしかないのか検討する余地があるんじゃないかと。そこに進歩があるんでしょう。業者のために海岸保全をやっているのではない。ちょっとでもいいから進歩してやるという考え方をしていかないとだめですよ。そういう点をお互いに勉強して、真剣に取り組んでいくことが私は大事だと思う。今、財政課長がおっしゃったような、行政マンとしての一つの考え方については何も言うことはないんだけれども、こういうことを当たり前のようにやっているところに何とも言えない問題があるような気がします。
44:
◯議長(
大林政雄君) 答弁は要りませんか。
45: ◯13番(広瀬喜代志君) いいです。
46:
◯議長(
大林政雄君) 本多議員。
47: ◯14番(本多幸男君) 関連でございますが、議案第45号について先ほどから質問が出ているわけですけれども、地方自治法167条の2項に、随意契約してもいいですよということが書いてあることは事実です。林財政課長は地方自治法に非常に詳しいものだから、すぐ法律のほうへ走ろうとする。次の議案の日本電気に随意契約で仕事をやるのなら議会もわかるんです。この入札結果書を見ますと、2回目の2億8,500万円という最低価格は水くぐりでも何でもない。あなた方がお決めになった予定価格であれば、187万6,000円上回っておったここへ、普通なら落ちるんじゃないですか。ところが、不思議なことに仕事の受け手がなかったと。これはどうしてそういうことになったと当局は思っておられますか。
それともう1つ、林課長さん、あなたは台船の心配をしなくてもいいんです。ああいう箱型のものなんて全国どこからでも引っ張ってこられるんですよ。千葉の銚子でもどこでも活躍しているのがいっぱいおるんだから。能登半島にもおるし。それは落札した業者が台船を用意すればいいんです。入善町役場がそこまで心配していたら、仕事が忙しくなるでしょう。業者のことを大変心配されて、寄り周り波のことから何から心配の余り随意契約に走られたように見受けられますので、もう少し慎重に、例えば1週間後にもう一遍入札行為のやり直しだってできるんじゃありませんか。そういう努力の跡が見られない。随意契約をして見積もりを出させたと。2億8,500万円で最低価格を投票されたJVが、2億8,000万円でわかりましたと言ったということは、当局からお願いしたんですか。それとも2億8,000万円の見積もりが出てきたんですか。その辺詳しく説明してください。
48:
◯議長(
大林政雄君) 林財政課長。
49: ◯財政課長(林 栄佐雄君) まず第1点、1週間後にできるのではないかということでございますが、同じメンバーでは1週間後できないわけで、指名替えするということになりますと、工事希望型ということで、最低1カ月間の期間は必要でございます。
第2点目、価格について当局から数字を言ったのかということでございますが、2回目も落札者がいなかったので、最低の価格の方と契約してよろしいですかと皆さんに諮った上で、合意を得た上で、じゃ、再度あなたのところで見積もりなさいということで業者のほうから提出されたわけでございます。特に私のほうから、これこれの数字にしてくださいということは申し上げておりません。私なりあるいは農業水産課の職員等も立ち会っております。業者も立ち会っておりますので、その上の結果で、3回目に出された数字が予定価格を下回っておりましたので、契約した次第でございます。
ただ、台船を持っている業者、例えば入善海岸のほうにある五洋建設という方がやられればどのようにやられたか。もし皆さんの御要望により大手ゼネコンも混ぜてくださいということなら、今後の入札には皆さんの意見も十分配慮しながら執行に当たりたいと思います。よろしくお願いします。
50:
◯議長(
大林政雄君) 五十里議員。
51: ◯15番(五十里隆章君) 町長にお聞きしたいと思います。
入札がこのような結果になったと。行政が行う入札について、過去に大きな問題がたくさん生まれました。そういう経過があるわけですから、町長はこの入札の結果を見られて、これから入札のあり方というものについて、町長の私見をここでお聞かせ願いたいと思います。
52:
◯議長(
大林政雄君) 米澤町長。
53:
◯町長(
米澤政明君) この結果を私も聞いたわけでございます。今ほど林課長が言ったように、もし指名替えをしてやると工事が遅れるということがあったものですから、それは仕方なかったなというふうな話をしておりました。今まで3回やって落ちなかったということも何年前かにあったわけなんですけれども、町のほうでできるような小さな仕事であれば指名替えをしてやっていきたいと思っております。ですけれども、今回の場合は、いろんな事情があったということをお聞きしまして、それは仕方ないということで話ししたことでございます。
54:
◯議長(
大林政雄君) ほかに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
55:
◯議長(
大林政雄君) 質疑が尽きたものと認めます。よって、議案2件に対する質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま上程されている案件は、事情十分に御賢察いただけたと思います。
ついては、入善町議会会議規則第38条第2項の規定により、委員会への審査付託を省略し、直ちに討論、採決の運びといたしたいが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
56:
◯議長(
大林政雄君) 御異議なしと認めます。よって、これより討論、採決をすることに決定いたしました。
(討 論)
57:
◯議長(
大林政雄君) これより討論を行います。
議案第45号及び議案第46号について、御意見があれば承ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
58:
◯議長(
大林政雄君) 御意見がないものと認めます。よって、討論はこれにて終結いたします。
(採 決)
59:
◯議長(
大林政雄君) これより採決を行います。
議案第45号 入善漁港海岸保全施設整備(その1)工事請負契約について、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
60:
◯議長(
大林政雄君) 起立少数であります。よって、議案第45号は否決されました。
次に、議案第46号 地域インターネット導入事業用システム機器の取得について、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
61:
◯議長(
大林政雄君) 起立全員であります。よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────
62:
◯議長(
大林政雄君) 以上をもちまして、本日の日程は終了いたしました。
─────────────────────────
閉会の宣告
63:
◯議長(
大林政雄君) これにて、第25回入善町議会
臨時会を閉会いたします。
議員各位並びに執行当局には、大変御苦労さまでございました。
午後 3時40分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
平成12年5月15日
入善町議会議長 大 林 政 雄
会議録署名議員 元 島 正 隆
会議録署名議員 西 尾 政 巳
発言が指定されていません。 © Nyuzen Town Assembly. All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...